凍てつく朝も、帰り道も。ブリヂストン「BLIZZAK WZ-1」と走る冬キャンプ
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冬の冷たい風が頬をかすめる朝。空気がきゅっと引き締まりまだ街が静まり返る中、トランクにキャンプ道具を積み込むウォーカープラス編集部の町田。寝袋や焚き火台、ランタンをひとつずつ積み重ねていくうちに、冬の準備の最後に目が止まったのはタイヤだった。というのも、冬の山は想像以上に気まぐれだ。雪が降らなくても、夜明け前の路面がカチンと凍りつくことがある。去年、帰り道で体験したあのヒヤリとした瞬間を思い出し、自然と慎重になる。だから今回は、スタッドレスタイヤ「BLIZZAK WZ-1(ブリザック ダブルゼットワン)」を選んだ。
以前、北海道出身の先輩が「雪国ではブリザックが定番なんだ」と言っていた。その言葉の意味が今ならよくわかる。北海道・北東北主要5都市での装着率24年連続No.1(※)という信頼の数字が、冬のドライブに心強さを添えてくれるようだった。エンジンをかけ、静かな朝の街を抜けて冬のキャンプへと走り出した。
都心から山梨へ。朝の道に、タイヤの頼もしさを感じる
空がまだ薄い藍色をしているうちに車を走らせる。やがて都内を抜け、ワインディングロードへと入るころには気温がぐっと下がり、路面の端がうっすらと白く光っていた。それでも「BLIZZAK WZ-1」の走りは終始落ち着いている。ハンドルを握る手に伝わるのは、氷の上でも確かなグリップ。カーブをなめらかに抜けていくたびに、その安定感が実感として積み重なっていく。氷上ブレーキ性能が従来品(BLIZZAK VRX3)より11%短縮(※)されたという数字は、その感覚を裏づける信頼の証のようだった。
やがてカーブの先で太陽が顔を出し、冷えた空気の中にやわらかな光が差し込む。タイヤが「キュッ」と地面をとらえ、車内には穏やかな静けさが広がった。カーステレオから流れる音楽が心地よく響き、ひとりの時間をやさしく包み込む。ドライ路面へと変わっても走りは静かで振動が少なく、まるでノーマルタイヤのまま走っているようだ。スタッドレスタイヤにありがちな“ゴロゴロ感”もなく、クルマは軽やかに前へと進んでいった。
本栖湖でカヤック。冬の湖が見せる静かな顔
昼前には目的地の本栖湖にある浩庵キャンプ場に到着した。まずはキャンプサイトの設営から始める。車を止め、テントを広げ、テーブルやチェアを並べると、自分だけの小さな空間ができあがった。曇り空の下、静かな湖面が広がり、時折吹く風が木々を揺らして「さらさら」と音を立てる。その静けさの中に身を置くと、不思議と肩の力が抜けていった。
設営を終えると、カヤックを湖へ運び出す。湖面はしんと静まり、パドルを水に入れるたびに「ちゃぷり」と小さな音が響く。波紋が淡い灰色の光をゆらめかせ、霧の向こうにはうっすらと富士山の影。空は一面の雲に覆われていたが、その静けさが冬の湖の美しさを際立たせていた。冷たい風が頬をなでるたびに、心まで澄み渡っていくようだった。
充実感と共にカヤックを終え、岸に戻るころには、体の芯まで冷えきっていた。そこで焚き火の薪を組み、火を起こす。最初は小さな火花が「パチッ」と弾け、やがて細い煙がふわりと立ちのぼった。息を吹きかけると赤い炎が顔を出し、薪がパチパチと音を立てながら勢いを増していく。その炎に手をかざすと、じんわりと温もりが伝わり、思わずほっと息が漏れた。オイルランタンの小さな灯りと小型LEDのライトの光が焚き火をやさしく照らし、湖畔に穏やかな時間が流れはじめる。
温まった体を椅子に預け、ページをめくる音だけが響く読書の時間。風が止まり、炎がゆらゆらと揺れる。やがて空が少しずつ暗くなり、食事の支度を始めるころには湖面の光がすっかり消えていた。
焚き火が落ち着くころ、レギュレーターストーブを取り出し、スキレットをそっと温める。オリーブオイルを垂らすと、すぐに「ジュッ」と小さな音を立てて香ばしい匂いが広がった。肉をのせると、スキレット全体に焼き色が広がり、食欲をくすぐる香りが漂う。横ではシェラカップにサラダを盛り付け、ほんの少しの彩りを添える。ランタンの明かりに照らされて、葉の緑がしっとりと映える。
食後は、ゆっくりとコーヒーの時間。豆をミルに入れて、ハンドルを回すたびに「ゴリゴリ」と響く音が静かな空気に溶けていく。挽きたての香りがあたりに広がり、思わず深呼吸したくなるほど豊かだ。フィルターにお湯を少しずつ注ぐと、ぷくぷくと泡が立ち、香りが一層濃くなる。カップに落ちる一滴一滴を見つめながら、手のひらに伝わる温かさを感じた。
口に含むと、ほどよい苦味とやわらかな甘さが広がり、寒さで冷えた体にゆっくりと染み渡る。焚き火の薪がパチパチと弾ける音と、オイルランタンの小さな灯り。冬の夜の静けさの中で、その一杯が何よりの贅沢に思えた。
やがて曇り空の隙間から、いくつかの星が顔を出した。湖面にはその光がかすかに映り、夜の静寂に小さなきらめきが散る。持参した天体望遠鏡をそっとセットし、のぞき込むと、月のクレーターがくっきりと見えた。寒さで頬がピリリと痛む中、星々の輝きがまるで近づいてくるようで、息をのむほどの美しさだった。
火の粉が風に乗って舞い上がり、その明かりが星空と重なる。焚き火のぬくもりに包まれながら見上げる冬の夜空は、まるで特別なご褒美のように感じられた。
冷えきった夜の山道で頼りになる、「BLIZZAK WZ-1」の確かな存在感
夜になると湖畔の空気は一段と冷たさを増していく。指先が少しずつかじかみはじめたころ、テントの幕を閉じて車へ戻る。気温はすでに0℃近くまで下がり、吐く息が白く揺れた。エンジンをかけると、静かな音があたりの空気をわずかに震わせる。寒さの中に漂う緊張感が、これからの帰り道への集中を高めていった。
やがて走り出すと、行きとはまったく違う表情の道が広がっていた。ヘッドライトが照らす先で、路面が薄く凍りつき、光をきらりと返す。その光の粒がタイヤの進む方向を導くように見える。そんな中でも「BLIZZAK WZ-1」の安定感は変わらず、ハンドルを握る手にその確かさが伝わってきた。夜の道では、昼間よりもその静粛性としなやかさがより際立つ。氷上でも、ウェットでも、そしてドライでも、走りのリズムが途切れることなく続いていくのが心地よい。
しばらく進むと、辺りはすっかり暗くなり、山道の静けさが車内を包み込んだ。タイヤの回転音は「すうっ」と消えていくように静かで、ラジオから流れる穏やかな声が静寂の中に溶け込む。ひとりきりの夜の帰路を進みながら、昼間のにぎわいが遠のくほどに、静かな満足感が胸の奥に広がっていった。
冬の道を、もっと自由に。ブリザックがくれる新しい週末
都心に戻るころ、夜空にはひとつ星がぽつりと浮かんでいた。街の灯りが遠くに滲み、静かな夜の余韻が車内をやわらかく包み込む。去年のあの日の道のりを思い返すと、冬キャンプのハードルは「寒さ」よりもむしろ「道の不安」だったのかもしれない。
けれど、「BLIZZAK WZ-1」を履いて走ってみると、ただ“滑りにくい”という安心感だけではなく、“走りそのものが変わる”という確かな実感があった。ドライ路面では軽やかに走り出し、凍結路面ではしっかりと地面をとらえる。路面の変化に合わせて自然に応えてくれるその感覚が続くことで、どんな場面でも心に落ち着きをくれる。
だからこそ、冬のキャンプも夜の帰り道も、もう天気を理由に迷うことはない。ブリヂストンの「BLIZZAK WZ-1」は、そんな冬の外遊びを自由に広げてくれる相棒のような存在だ。凍てつく季節のドライブが、穏やかで心地よい時間へと変わっていく。
※詳細は下記の商品サイトをご参照ください。
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取材・文=北村康行、撮影=樋口涼
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